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今月のお役   

 今月は昨日も触れましたが、夜の部しか出ていません。

御存 鈴ヶ森」    雲助 千住の鉄
弁天娘女男白浪」  捕手
雨乞狐」        中間

一つ目の鈴ヶ森は鶴屋南北の有名な作品のひとつで、若侍の白井権八と雲助(がらの悪い非人)との立ち回りで足や腕を切られたりする場面をおかしみをもって演出しています。ぞろぞろと雲助が舞台いっぱいに出てくるところは、なかなか気持ち悪いものがあります。ちなみにぼくはお尻を切られています・・・イテテ。

二つ目は「知らざぁ~言って~聞かせやしょう」でお馴染みの弁天小僧のお話です。弁天小僧は盗賊で、この中の浜松屋の場は、女の姿を装って、ゆすり、かたりをする場面です。
この時かたりがばれて、女から男に戻る瞬間「もうばけちゃ~いられねぇ~、おらぁ~しっぽぉ~、出しちまうぜぇ」僕はここが一番大好きです。
この後の場の稲瀬川勢揃いの場で五人の盗賊「白浪五人男」を捕まえようとする捕手に出ています。この場面はなんといっても一人ひとりが「名乗り」とよばれる黙阿弥調のせりふが見所です。この時僕は、後ろの土手に立っているのですが、どうしても五人男の全員で言う台詞を言いそうになってしまいます(実際、浅草の中村座の時、自信を持って言ってしまいました。南郷力丸役の市蔵さん笑ってました・・・、あの日は六人男だっだね、恥ずかしい・・・)今日もとなりのとなりの○字郎くんが言ったらしい・・・。気をつけようっと!

最後は勘太郎さんが早替りで五役を見せる舞踊です。雨を降らせるため野狐がいろいろな姿に化け雨乞いをするわけなんですが、こういう踊りはその役々にあった踊り方をしないといけないんです。これが難しい!!その踊りわけに注目するのも一つの見方ですね。あとはやっぱり役から役へ変わるスピード、早いですよー。裏では衣装さん、床山さん、お弟子さんたちは大変ですが、もう戦場ですよ。
僕はこの踊りの中の狐の嫁入りのところで出ています、狐の花嫁さんを乗せたかごを担いでいます、ちなみに僕も狐です。ちょっと踊るところもあって張り切って踊っています。この役の狐の顔写真取ったらアップしますね、けっこう笑えます。


とまあこんな感じですが、毎日満員御礼で賑わっております、お近くの方はぜひお越しください、初心者でも十分分かる演目ばかりですよ。
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by kunikuni-928 | 2006-06-05 00:41 | kuniya diary

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